2011年11月13日

こんな木造住宅に注意!斜め形状

敷地がいびつな形状であるため、建物形状が四角形の組合せでは無く、斜めになる部分がある建物があります。




これも都市部の建売住宅に良く見られます。
部屋の角が直角では無いので家具を置く事も出来ず、使い勝手も良くありません。
建売住宅を高く売るために少しでも見掛け上の面積を増やす為です。

斜めの部分は構造体の取り付け方も難しくなります。
建物角の部分は下図のように柱が欠き込まれ、強度が低下しています。

斜め壁.png

加工がしやすいのは木材の長所でありますが、逆に言うと簡単に重要な部分も削り取られてしまうと言う短所と言うか、怖さもあります。

タグ:木造住宅
この記事へのコメント
構一さん 天婆〜さんです。 

>建物角の部分は下図のように柱が欠き込まれ、強度が低下しています。

単純に独立柱であればコメントの通りですが、外壁材や
内壁材の面材で大壁として構成されていれば、柱が欠き込まれていても
強度はそれほで低下ませんので・・・

木構造を始めたころは往々にして「鉄骨やRC」の構造知識で見てしまう
物ですが、木構造を理解していくと面白い事が見えて来ますよ・・・




Posted by 天婆〜さん at 2011年11月14日 18:36
木造構造設計業界の大御所 天婆〜さん、コメントありがとう
ございます。

斜めフレーム部分の柱欠き込みですが、ちゃんと構造計算
(構造設計)されている建物なら、私もOKと思っています。

Posted by 構一 at 2011年11月14日 22:35
>木造構造設計業界の大御所 天婆〜さん、コメントありがとう
>ございます。

う〜ん・・・枕詞は「木造構造設計業界の戯け者」の方がピッタリですので。

>斜めフレーム部分の柱欠き込みですが、ちゃんと構造計算
(構造設計)されている建物なら、私もOKと思っています

ちゃんと構造計算(構造設計)されている建物なら・・・で無く
面材が柱欠き込みされたフレーム拘束をし、曲げ、せん断、座屈、圧縮等の
応力に対して「フランジ効果」を発揮出来ているか検討された場合・・・です。

単なる「市販のソフト」による計算ではこの検討は出来無いので・・・

特に、この場合の接合部の検討は微小な部分の検討を忘れがちになります。


Posted by 天婆〜さん at 2011年11月15日 08:48
>ちゃんと構造計算(構造設計)されている建物なら・・・で無く
>面材が柱欠き込みされたフレーム拘束をし、曲げ、せん断、座屈、圧>縮等の
>応力に対して「フランジ効果」を発揮出来ているか検討された場合・・・です。


お、おぅ・・・
Posted by 純一 at 2021年09月07日 15:49
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/50311237

この記事へのトラックバック