2012年03月11日

建築基準法のあり方

国土交通省の言い分

「建築基準法は設計をする上で最低限の規定を決めているだけである。建築基準法を守る事と建物が安全である事は別である。建築基準法以上の設計をする事を制限をしてもいない。」

例えば、原子力発電行政に置き換えたら、どうだろうか。

「最低限の規定を決めているだけである。事故が起きたのは電力会社の責任だ。基準は作ったが、それ以上の安全性を求める事は制限をしていない。国には責任は無い。」

法律と言うのはこれで良いのだろうか。

国民は納得するか。




posted by さる課長 at 21:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 構造設計

2012年01月28日

繰り返し地震を受けた建物

構造設計の基準では震度5弱、5強を超える地震を受けると建物は部分的に損傷する恐れがある。




大きな地震で倒壊はせずとも部分的に損傷を受けた建物は以降、当初持っていた耐震性は無くなっている。

このような建物が繰り返し地震を受けてしまう事が心配だ。

構造体は人体の内臓のように損傷をしても外からは見えない事がある。

健康診断のレントゲンでは無いが、建物の構造体を仕上げ材を外さずとも調査できる方法が出来たら良いと思う。

また、3.11の震災直後にほとんどの会社が自社の係わった建物の調査を行ったと思うが、再度、調査をしてくれる事を願う。


タグ:耐震性
posted by さる課長 at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 構造設計

2011年11月19日

「地盤保証」があるから安心?

ここ数年、「地盤保証」と言うものが増えてきました。




地盤の不同沈下に起因する建物の損害に対して保証してくれるものです。

さて、「地盤保証」が付いていると安心と思い勝ちですが、注意が必要です。

まず、地盤保証会社との契約者を確認して下さい。住宅の購入者では無く、住宅メーカーが契約者となっているケースも良くあります。つまり、万が一、その住宅メーカーが潰れた場合には保証がなくなります。

また、地震などで不同沈下した場合でも保証の対象になるのかどうかです。先の東日本大震災では液状化により、建物が沈下・傾斜してしまった被害が多数出ました。

しかし、これらの住宅には地盤保証が適用されず、トラブルが多く発生しています。

そもそも、設計者がこのようなものに頼ると言うのは自分の設計に自信が無いからです。

タグ:地盤

こんな木造住宅に注意!その他の特殊形状

その他にも様々な特殊な形状をした建物があります。
スキップフロア、ロフト、オーバーハング・・・。

個人の趣向、趣味の多様化により、住宅に求められる要求も多様化し、建物の形状も複雑化しました。

これにより、今までの画一的な住宅を供給する為の設計基準では扱えないものが増えました。

このような住宅では一棟一棟、構造計算で安全性を確認する必要があるのです。





 

タグ:木造住宅

2011年11月14日

木造住宅90件に壁量不足など判明、岩手県発表

011/11/14日経ホームビルダーより

岩手県は11月7日、県内の木造住宅のうち215件の設計図書を調査したところ、約4割に当たる90件に、壁量不足など建築基準法の基準との不適合が判明したと発表した。

4号建築物の建築確認で構造の審査が省略される、いわゆる4号特例の悪影響でこのような問題が生じるのではないかという問いに、澤村さんは「あり得ることだと思う。建築士が、誰にも審査されないからと、やや緊張感を欠いて設計をした可能性はある」と答えた。4号特例が存続している間は、抜き打ち検査などの対策を検討したいという。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20111111/555290/?fromrss





 
言葉もない。。。
posted by さる課長 at 22:27| Comment(1) | TrackBack(0) | さる課長の日記